2018年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2017年7月31日
上場会社名 JSR株式会社 上場取引所 東
コード番号 4185 URL http://www.jsr.co.jp
代表者 (役職名) 取締役社長 (氏名)小柴 満信
問合せ先責任者 (役職名) 広報部長 (氏名)桑島 信彦 TEL 03-6218-3517 四半期報告書提出予定日 2017年8月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家、アナリスト向け)
(百万円未満四捨五入)
1.2018年3月期第1四半期の連結業績(2017年4月1日~2017年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益
親会社の
所有者に帰属する 四半期利益
四半期包括利益 合計額
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2018年3月期
第1四半期
101,128 13.3 12,706 84.9 13,488 109.7 10,047 93.1 9,449 87.0 13,238 -
2017年3月期
第1四半期
89,238 - 6,873 - 6,432 - 5,203 - 5,053 - △6,814 -
基本的1株当たり
四半期利益
希薄化後1株当たり
四半期利益
円 銭 円 銭
2018年3月期
第1四半期
42.46 42.34
2017年3月期
第1四半期
22.40 22.34
(2)連結財政状態
資産合計 資本合計
親会社の所有者に 帰属する持分
親会社所有者 帰属持分比率
1株当たり親会社 所有者帰属持分
百万円 百万円 百万円 % 円 銭
2018年3月期 第1四半期
571,133 384,055 368,641 64.5 1,656.71
2017年3月期 578,484 376,364 361,889 62.6 1,626.36
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2017年3月期 - 25.00 - 25.00 50.00
2018年3月期 -
2018年3月期(予想) 25.00 - 25.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2018年3月期の連結業績予想(2017年4月1日~2018年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
親会社の所有者に 帰属する当期利益
基本的1株当たり 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 195,000 7.0 15,000 0.3 15,500 6.6 12,000 1.0 11,500 △1.7 51.68
通期 405,000 4.3 35,000 △2.6 36,000 △6.0 28,000 △8.3 26,500 △12.4 119.09
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無 新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2018年3月期1Q 226,074,545株 2017年3月期 226,074,545株
② 期末自己株式数 2018年3月期1Q 3,560,629株 2017年3月期 3,560,532株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2018年3月期1Q 222,513,989株 2017年3月期1Q 225,588,655株
※ 四半期決短信は四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
当社グループは、2018年3月期の第1四半期連結累計期間から国際会計基準(IFRS)を適用しております。また、前 年同四半期及び前連結会計年度の連結財務諸表につきましても、IFRSに準拠して表示しております。連結財務数値に 係るIFRSと日本基準との差異につきましては、【添付資料】20ページ「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(IFRSへの移行に関する開示)」をご参照ください。
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断 する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は 様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
2017年7月31日(月)に、決算説明資料を当社ウェブサイトに掲載いたします。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……… 2
(1)経営成績に関する説明 ……… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……… 3
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……… 4
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……… 4
(2)要約四半期連結損益計算書 ……… 6
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……… 7
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……… 8
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……… 9
(継続企業の前提に関する注記) ……… 9
(報告企業) ……… 9
(作成の基礎) ……… 9
(重要な会計方針) ……… 10
(セグメント情報) ……… 19
(IFRSへの移行に関する開示) ……… 20
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2017年4月1日から同年6月30日)の概況
当社グループの主要な需要業界におきましては、4月以降順調に推移しており、自動車タイヤの 需要は、欧州では減少しているものの、国内や中国・米国では増加しております。また、半導体市 場は需要が伸び、フラットパネル・ディスプレイ市場も堅調でした。
このような状況のもと当社グループは、石油化学系事業では、技術的に優位性を持つ製品のグロ ーバルな拡販に注力いたしました。多角化事業では、半導体材料において最先端技術に対応した素 材の拡販を、ディスプレイ材料では、高成長が期待される中国市場での拡販を進めました。また、 石油化学系事業・ファイン事業に続く新たな事業の柱と位置付けたライフサイエンス事業の拡大も 進めました。
当第1四半期連結累計期間の業績は、売上収益は1,011億28百万円(前年同期比13.3%増)、営 業利益127億6百万円(同84.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益94億49百万円(同 87.0%増)となりました。
(単位:百万円)
区分
前第1四半期 連結累計期間
当第1四半期 連結累計期間
増減
金額 構成比 金額 構成比 金額 比率
売上収益
エラストマー事業 40,528 45.4% 47,853 47.3% 7,325 18.1% 合成樹脂事業 11,251 12.6% 12,409 12.3% 1,158 10.3% 多角化事業 37,459 42.0% 40,866 40.4% 3,407 9.1% 合計 89,238 100.0% 101,128 100.0% 11,891 13.3% 国内売上収益 39,570 44.3% 43,815 43.3% 4,245 10.7% 海外売上収益 49,668 55.7% 57,313 56.7% 7,645 15.4%
区分
前第1四半期 連結累計期間
当第1四半期 連結累計期間
増減 金額 売上収益比 金額 売上収益比 金額 比率 営業利益 6,873 7.7% 12,706 12.6% 5,833 84.9% 親会社の所有者に帰属する
四半期利益
5,053 5.7% 9,449 9.3% 4,395 87.0%
① エラストマー事業部門
エラストマー事業につきましては、販売数量は前年同期を上回りました。売上収益は、販売数量 の増加に加えて、前年度末における原料価格上昇を反映した製品価格の上昇により、前年同期を大 きく上回りました。
営業利益は、原料価格上昇によるコストの増加はあったものの、販売価格の上昇により採算が改 善して、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間のエラストマー事業部門の売上収益は前年同期比18.1% 増の478億53百万円、営業利益は前年同期比362.6%増の57億65百万円となりました。
② 合成樹脂事業部門
合成樹脂の販売につきましては、販売数量は、国内・海外ともに好調に推移し、全体の販売数量 は増加しました。売上収益は販売数量の増加に加えて、原料価格上昇を反映した製品価格の上昇も あり、前年同期を上回りました。
営業利益は、原料価格上昇によるコストの増加はあったものの、販売数量の増加及び販売価格の 上昇により採算が改善して、前年同期を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の合成樹脂事業部門の売上収益は前年同期比10.3%増の 124億9百万円、営業利益は前年同期比190.3%増の14億18百万円となりました。
③ 多角化事業部門
多角化事業の販売につきましては、特に好調な半導体市場の伸びを受け、半導体材料の販売数量 が大きく増加したことによる売上収益増加の影響が大きく、多角化全体の売上収益も前年同期を上 回りました。
多角化事業部門全体の営業利益は、半導体材料の売上収益増に伴う利益の増加により、前年同期 を上回りました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の多角化事業部門の売上収益は前年同期比9.1%増の408 億66百万円、営業利益は前年同期比7.5%増の55億23百万円となりました。
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2017年4月24日の「平成29年3月期 決算短信」で公表いたしま した第2四半期連結累計期間及び通期の連結業績予想に変更はありません。
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円) IFRS移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2017年6月30日) 資産
流動資産
現金及び現金同等物 97,283 97,416 79,099
営業債権及びその他の債権 91,034 111,130 104,266
棚卸資産 77,857 81,918 85,595
その他の金融資産 28,868 44,970 42,859
その他の流動資産 9,101 8,695 4,719
流動資産合計 304,142 344,128 316,538
非流動資産
有形固定資産 120,612 131,748 136,250
のれん 9,354 9,331 18,968
その他の無形資産 8,133 9,190 9,685
持分法で会計処理されている投資 23,206 21,712 22,162
退職給付に係る資産 - 373 473
その他の金融資産 47,185 46,529 51,933
その他の非流動資産 5,819 7,129 7,146
繰延税金資産 7,481 8,343 7,978
非流動資産合計 221,790 234,355 254,595
資産合計 525,933 578,484 571,133
(単位:百万円) IFRS移行日
(2016年4月1日)
前連結会計年度
(2017年3月31日)
当第1四半期 連結会計期間
(2017年6月30日) 負債及び資本
負債 流動負債
営業債務及びその他の債務 77,984 95,037 82,964
借入金 20,793 23,740 24,566
未払法人所得税 1,948 8,360 3,363
その他の金融負債 546 626 833
その他の流動負債 10,191 11,357 9,967
流動負債合計 111,461 139,120 121,693
非流動負債
借入金 22,245 38,381 39,771
退職給付に係る負債 15,180 13,904 14,137
その他の金融負債 2,534 2,005 1,949
その他の非流動負債 2,448 2,278 2,293
繰延税金負債 6,223 6,432 7,235
非流動負債合計 48,630 63,000 65,385
負債合計 160,091 202,120 187,078
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 23,320 23,320 23,320
資本剰余金 26,110 18,441 18,464
利益剰余金 288,147 309,517 313,400
自己株式 △957 △5,396 △5,396
その他の資本の構成要素 15,569 16,006 18,853
親会社の所有者に帰属する持分合計 352,189 361,889 368,641
非支配持分 13,653 14,475 15,414
資本合計 365,842 376,364 384,055
負債及び資本合計 525,933 578,484 571,133
(2)要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円) 前第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)
売上収益 89,238 101,128
売上原価 △62,422 △68,209
売上総利益 26,816 32,920
販売費及び一般管理費 △20,420 △20,391
その他の営業収益 648 301
その他の営業費用 △506 △276
持分法による投資損益 335 153
営業利益 6,873 12,706
金融収益 254 1,007
金融費用 △695 △225
税引前四半期利益 6,432 13,488
法人所得税 △1,228 △3,441
四半期利益 5,203 10,047
四半期利益の帰属
親会社の所有者 5,053 9,449
非支配持分 150 599
合計 5,203 10,047
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 22.40 42.46
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 22.34 42.34
(3)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間
(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
当第1四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)
四半期利益 5,203 10,047
その他の包括利益
純損益に振り替えられることのない項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測 定される金融資産の純変動額
△4,533 2,187
持分法適用会社におけるその他の包括利 益に対する持分
3 △3
純損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジに係る公正 価値の純変動額
△98 △55
在外営業活動体の換算差額 △6,531 506
持分法適用会社におけるその他の包括利 益に対する持分
△857 556
税引後その他の包括利益合計 △12,017 3,191
四半期包括利益合計 △6,814 13,238
四半期包括利益合計額の帰属
親会社の所有者 △5,972 12,293
非支配持分 △842 945
合計 △6,814 13,238
(4)要約四半期連結持分変動計算書
前第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日)
(単位:百万円) 親会社の所有者に帰属する持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
その他の 資本の 構成要素
合計
非支配 持分
資本 合計
2016年4月1日残高 23,320 26,110 288,147 △957 15,569 352,189 13,653 365,842
四半期利益 5,053 5,053 150 5,203
その他の包括利益 △11,026 △11,026 △992 △12,017
四半期包括利益合計 - - 5,053 - △11,026 △5,972 △842 △6,814
株式報酬取引 14 14 14
配当金 △5,640 △5,640 △33 △5,672
自己株式の変動 2 8 9 9
その他の資本の構 成要素から利益剰 余金への振替
△139 139 - -
非支配持分の変動 △58 △58 90 32
所有者との取引額等 合計
- △42 △5,779 8 139 △5,674 57 △5,617 2016年6月30日残高 23,320 26,067 287,421 △949 4,683 340,543 12,868 353,411
当第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日)
(単位:百万円) 親会社の所有者に帰属する持分
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式
その他の 資本の 構成要素
合計
非支配 持分
資本 合計
2017年4月1日残高 23,320 18,441 309,517 △5,396 16,006 361,889 14,475 376,364
四半期利益 9,449 9,449 599 10,047
その他の包括利益 2,844 2,844 346 3,191
四半期包括利益合計 - - 9,449 - 2,844 12,293 945 13,238
株式報酬取引 22 22 22
配当金 △5,563 △5,563 △6 △5,569
自己株式の変動 △0 △0 △0
その他の資本の構成 要素から利益剰余金 への振替
△2 2 - -
所有者との取引額等 合計
- 22 △5,565 △0 2 △5,541 △6 △5,547
2017年6月30日残高 23,320 18,464 313,400 △5,396 18,853 368,641 15,414 384,055
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記) 該当事項はありません。
(報告企業)
JSR株式会社(以下「当社」という。)は、日本に所在する株式会社であります。本要約 四半期連結財務諸表は、当社及び子会社(以下「当社グループ」という。)により構成されて おります。当社グループにおいては、「エラストマー事業」、「合成樹脂事業」、「多角化事 業」を基軸として、これらに関係する事業を行っており、その製品は多岐にわたっておりま す。詳細は、19ページ(セグメント情報)をご参照ください。
(作成の基礎)
1.準拠する会計基準
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる
「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同第93条の規定により、IAS第34 号に準拠して作成しております。
当社グループは、当連結会計年度( 2017年4月1日から2018年3月31日まで)から国際会 計基準(以下「IFRS」という。) を適用しており、当連結会計年度の年次の連結財務諸表 が IFRSに準拠して作成する最初の連結財務諸表となります。IFRS移行日は2016年4月1日であ り、IFRS第1号「国際財務報告基準の初度適用」を適用しております。日本基準からIFRSへ の移行による影響は、20ページ(IFRSへの移行に関する開示)に記載しております。
2.測定の基礎
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、10ページ(重要な会計方針)に記載のとお り、退職後給付制度に係る資産及び公正価値で測定される金融商品等を除き、取得原 価を基 礎として作成しております。
3.表示通貨及び単位
当社グループの要約四半期連結財務諸表は、当社が営業活動を行う主たる経済 環境におけ る通貨(以下「機能通貨」という。)である日本円で表示し、百万円未満を四捨五入 してお ります。
4.重要な会計上の見積り及び判断
要約四半期連結財務諸表の作成において 、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、 収益及び費用の報告額に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っております 。実際 の業績はこれらの見積りとは異なる場合があります。見積り及びその基礎となる仮定は継続 して見直しております。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを見直した会計 期間と将来の会計期間において認識しております。
経営者の見積り及び判断を行った項目で重要なものは以下のとおりであります。
・有形固定資産、のれん及びその他の無形資産の回収可能性の評価
・繰延税金資産の回収可能性の評価
・確定給付債務の測定
5.新基準の早期適用に関する事項
当社グループは、2017年6月30日現在有 効なIFRSに準拠しており、IFRS第9号「金融商 品」(2014年7月改訂)を早期適用 しております。
連結財務諸表の承認日までに新設又は改訂が行われた主な公表済みの基準書及 び解釈指針 のうち、適用が強制されないため 、当年度末において適用していないものは以下 のとおりで す。なお、これらの適用による当社グループへの影響は検討中であり、現時点で見積ること はできません。
基準書 基準名
強制適用時期
(以後開始年度)
当社グループ 適用年度
新設・改定の概要
IFRS15号
顧客との契約か ら生じる収益
2018年1月1日 2019年3月期
収益の認識に関する会計処理の改訂
(IAS第11号、IAS第18号、IFRIC第13号、IFRIC第 15号、IFRIC第18号及びSIC第31号の差替)
IFRS16号 リース 2019年1月1日 2020年3月期
リース契約に関する会計処理の改訂
(IAS第17号、IFRIC第4号、SIC第15号及びSIC第27 号の差替)
(重要な会計方針)
本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、この要約四半期連結財務諸 表(IFRS移行日の連結財政状態計算書を含む)に記載されている全ての期間について適用され た会計方針と同一であります。
1.連結の基礎
(1)子会社
子会社とは、当社グループが支配しているすべての企業をいいます。当社グループが、 企業への関与による変動リターンに晒されている、又は変動リターンに対する権利を有し ている場合で、その企業に対するパワーを通じてこれらの変動リターンに影響を与えるこ とができる場合には、当社グループはその企業を支配しております。当社グループは子会 社に対する支配を獲得する日から当該子会社を連結し、支配を喪失した日から連結を中止 しております。
(2)関連会社
関連会社とは、当該企業の経営方針に対して、当社グループが重要な影響力を有する が、当社グループにより支配されていない企業です。すべての関連会社に対して、当社グ ループが重要な影響力を有することとなった日から重要な影響力を喪失する日まで、持分 法を適用しております。
2.企業結合
当社グループは、取得法により企業結合 の会計処理をしております。
取得法に基づき、取得日の公正価値で測定された支払対価と被取得企業に対する非支配持 分の金額の合計を取得原価としております。
非支配持分は、被取得企業の識別可能資産及び負債の公正価値に対する持分割合相当額で 測定しております。
仲介手数料、弁護士費用、デュー・デリジェンス費用及びその他の専門家報酬、コンサル ティング料等の企業結合に関連して発生した取得コストは、発生時に費用として処理してお ります。
支払対価の公正価値、被取得企業の非支配持分及び取得企業が以前より保有していた被取 得企業の支配獲得日の公正価値の合計が、取得日における識別可能資産及び負債 の正味価額 を上回る場合にその超過額をのれんとして認識しております。
一方、この対価の総額が、識別可能資産及び負債の正味価額を下回る場合、その差額は純 損益として認識しております。なお、支配獲得後の非支配持分の追加取得については、資本 取引として処理し、当該取引からのれんは 認識しておりません。
3.外貨換算
(1)機能通貨及び表示通貨
当社グループの連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円で表示しております。当 社グループの在外営業活動体においては、主として現地通貨を機能通貨としております が、その企業の活動する経済環境が主に現地通貨以外である場合には、現地通貨以外を機 能通貨としております。
(2)外貨建取引
外貨建取引、すなわち各企業の機能通貨以外の通貨での取引は、取引日における為替レ ート又は為替レートが著しく変動していない場合にはそれに近似するレートにより、機能 通貨に換算しております。外貨建貨幣性資産及び負債は、期末日の為替レートにより機能 通貨に換算し、換算差額は、純損益として認識しております。
(3)在外営業活動体
日本円以外を機能通貨としている在外営業活動体については、資産及び負債(取得によ り生じたのれんと公正価値の修正を含む)は期末日レート、収益及び費用は、為替レート が著しく変動していない場合には、期中平均為替レートを用いて日本円に換算しておりま す。
在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の資本の構成要素 に含めて計上しております。
4.現金及び現金同等物
現金及び現金同等物は、手許現金、 随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、 かつ価値の変動について僅少なリスクしか 負わない短期投資から構成されております。
5.棚卸資産
棚 卸資産は、取 得原価 と正味実現可能 価額のい ずれか低い金額で測定 しており ます。取得 原価は総平均法に基づいて算定しております。
正 味実 現可能価額は、棚卸資 産の見積販 売価額から 完成までに要する 見積原価及び見積販 売費用を控除した金額です。
6.有形固定資産
有形固定資産は、測定においては原価モデルを採用し、取得原価から減価償却累計額及び 減損損失累計額を控除した額にて 表示しております。取得原価には、資産の取得 に直接要し たコスト、資産除去及び原状回復 コストの見積金額の現在価値を含めております 。また、一
定の要件を満たした場合、資産の取得や建設などに直接起因した借入コストを当該資産の取 得原価の一部として認識しております 。
減価償却費は、資産の残存価額控除後の取得原価を償却するために、定額法により見積耐 用年数にわたって認識しております。見積耐用年数、残存価額及び減価償却方法 は、報告期 間の末日に見直し、見積りの変更による影響は、見積りを変更した期間及び将来 の期間にお いて認識しております。
主な見積耐用年数は次のとおりです 。
・建物及び構築物 15-50 年
・機械装置及び運搬具 5-15 年
・工具器具及び備品 4-10年
有形固定資産の売却又は除却から生じる純損益は、その他の営業収益又はその他の営業費 用として認識しております。
7.非金融資産の減損
棚卸資産及び繰延税金資産を除く当社グループの非金融資産は、事象あるいは 状況の変化 により、その帳簿価額が回収できない 可能性を示す兆候を毎報告日に評価し、兆候がある場 合に減損の有無について検討しております 。
資産の帳簿価額が回収可能価額を超過する金額については減損損失を認識しております 。 回収可能価額とは、資産の売却コスト控除後の公正価値と使用価値のいずれか高い金額で あります。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは貨幣の時間的価値及び 当該資産の固有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いております 。 減損を検討するために資産は個別 に識別可能なキャッシュ・フローが存在する最小単位(資 金生成単位)にグループ分けされます。
のれんについては減損の兆候の有無 に関わらず、毎年同じ時期に減損テストを 実施し、取 得原価から減損損失累計額を控除 した額が帳簿価額となります。
のれんを除く過去に減損を認識した 有形固定資産及び無形資産については、各報告期間 の 末日において減損が戻入れとなる 可能性について評価を行っております。
8.無形資産
(1)研究開発費
研究関連支出については発生時に費用認識しております。開発関連支出については、信 頼性をもって測定することができ、かつ製品又は工程が技術的及び商業的に実現可能であ り、将来的に経済的便益を得られる可能性が高く、当社グループが開発を完成させ、当該 資産を使用又は販売する意図及びそのための十分な資源を有している場合にのみ資産計上 しております。それ以外の支出は発生時に費用認識しております。資産計上した開発関連 支出は、当初認識後、取得価額から償却累計額及び減損損失累計額を差し引いて測定して おります。
(2)企業結合で取得した無形資産
企業結合で取得した無形資産の取得原価は、取得日現在における公正価値で測定してお ります。
当初認識後、企業結合で取得した無形資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累 計額を控除した金額で計上しております。
(3)個別に取得した無形資産
その他個別に取得した無形資産は、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を控除 した金額で計上しており、ソフトウェア、特許権等が含まれております。個別に取得した 無形資産は、その見積耐用年数にわたって定額法で償却しております。
9.金融商品
(1)金融資産
① 当初認識及び測定
当社グループは、契約の当事者となった時点で金融資産を認識しております。通常の方 法で売買される金融資産は取引日に認識しております。金融資産は事後に償却原価で測定 される金融資産又は公正価値で測定される金融資産に分類しております。
純損益を通じて公正価値で測定される金融資産は公正価値で当初測定しております。そ の他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産及び償却原価で測定される金融資 産は、取得に直接起因する取引コストを公正価値に加算した金額で当初測定しておりま す。
(a)償却原価で測定される金融資産
契約上のキャッシュ・フローを回収するために金融資産を保有することを目的とす る事業モデルの中で保有されること、また契約条件により、元本及び元本残高に対す る利息の支払のみであるキャッシュ・フローが特定の日に生じるという要件がともに 満たされる場合にのみ、償却原価で測定される金融資産に分類しております。
(b)公正価値で測定される金融資産
上記の2つの条件のいずれかが満たされない場合は、公正価値で測定される金融資 産に分類されます。
当社グループは、公正価値で測定される金融資産については、純損益を通じて公正 価値で測定しなければならない売買目的で保有する資本性金融商品を除き、個々の金 融商品ごとに、純損益を通じて公正価値で測定するか、その他の包括利益を通じて公 正価値で測定するという取消不能の指定を行うかを決定しております。
② 事後測定
金融資産は、それぞれの分類に応じて以下のとおり事後測定しております。
(a)償却原価で測定される金融資産
実効金利法による償却原価で測定しております。
(b)公正価値で測定される金融資産
期末日における公正価値で測定しております。
公正価値の変動額は、金融資産の分類に応じて純損益又はその他の包括利益で認識 しております。なお、その他の包括利益を通じて公正価値で測定すると指定された資 本性金融商品から生じる受取配当金については純損益で認識し、公正価値が著しく下 落した場合又は処分を行った場合は、その他の包括利益累計額を利益剰余金に振り替 えております。
③ 認識の中止
金融資産は、投資からのキャッシュ・フローを受け取る契約上の権利が消滅したとき又 は当該投資が譲渡され、当社グループが所有に係るリスクと経済価値のほとんど全てを移 転したときに認識を中止します。
(2)金融負債
① 当初認識及び測定
当社グループは、契約の当事者となった時点で金融負債を認識しております。金融負債 は純損益を通じて公正価値で測定される金融負債と償却原価で測定される金融負債に分類 しております。純損益を通じて公正価値で測定される金融負債は公正価値で当初測定して おりますが、償却原価で測定される金融負債は取得に直接起因する取引コストを公正価値 から減算した金額で当初測定しております。
② 事後測定
金融負債は、それぞれの分類に応じて以下のとおり事後測定しております。
(a)純損益を通じて公正価値で測定される金融負債 期末日における公正価値で測定しております。
(b)償却原価で測定される金融負債
実効金利法による償却原価で測定しております。
③ 認識の中止
金融負債は、契約上の義務が免責、取消し又は失効した場合に認識を中止しておりま す。
(3)金融商品の相殺
金融資産及び金融負債は、認識された金額を相殺する法的に強制力のある権利を有して おり、かつ、純額で決済するか、資産の実現と負債の決済を同時に実行する意図を有する 場合にのみ相殺し、連結財政状態計算書において純額で表示しております。
10.金融資産の減損
当社グループは、償却原価で測定する金融資産について期末日に予想信用損失 を見積って おります。
当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12ヵ月の予想信用損失 を 貸倒引当金として認識しております。ただし、営業債権については、常に全期間の予想信用 損失で損失評価引当金を測定しております 。当初認識時点から信用リスクの著しい増加があ った場合には、全期間にわたる予想信用損失を貸倒引当金として認識しております。信用リ スクが著しく増加しているか否かは、デフォルトリスクの変化に基づいて判断しており、デ フォルトリスクに変化があるか否かの判断にあたっては、主に期日経過の情報を考慮し、以 下も考慮しております。
・金融資産の外部信用格付
・内部信用格付
・借手の経営成績
11.デリバティブ及びヘッジ会計
デリバティブはデリバティブ契約を締結した日の公正価値で当初認識を行い、当初認識後 は期末日ごとに公正価値で再測定を行っております。再測定の結果生じる利得又は損失の認 識方法は、デリバティブがヘッジ 手段として指定されているかどうか、また、ヘッジ手段と して指定された場合にはヘッジ対象の性質によって決まります。当社グループは一部のデリ バティブについてキャッシュ・フロー・ヘッジ(認識されている資産もしくは負債に関連す る特定のリスク、又は可能性の非常に高い予定取引のヘッジ)のヘッジ手段として指定を行 っております。
当社グループは、取引開始時に、ヘッジ手段とヘッジ対象との関係並びにこれらのヘッジ 取引の実施についてのリスク管理目的及び戦略について文書化しております。また、当社グ ループはヘッジ開始時及び継続的に、ヘッジ取引に利用したデリバティブがヘッジ対象のキ ャッシュ・フローの変動を相殺するために有効であるかどうかについての評価も文書化して おります。
ヘッジの有効性は継続的に評価しており 、ヘッジ対象とヘッジ手段との間に経済的関係が あること、信用リスクの影響が経済的関係から生じる価値変動に著しく優越するものではな いこと、並びにヘッジ関係のヘッジ比率が実際にヘッジしているヘッジ対象及びヘッジ手段 の数量から生じる比率と同じであることのすべてを満たす場合に有効と判定しております 。 キャッシュ・フロー・ヘッジのヘッジ手段として指定され、かつ、その要件を満たすデリ バティブの公正価値の変動のうち有効部分は、その他の包括利益で認識しております 。非有 効部分に関する利得又は損失は、直ちに純損益として認識しております。
その他の包括利益を通じて認識された利得又は損失の累計額は、ヘッジ対象から生じるキ ャッシュ・フローが純損益に影響 を与える期に純損益に振り替えております。
ヘッジ手段の失効又は売却等によりヘッジ会計の要件をもはや満たさなくなった場合に は、将来に向かってヘッジ会計の適用を中止しております。ヘッジされた将来キャッシュ・ フローがまだ発生すると見込まれる場合は、その他の包括利益に認識されている利得又は損 失の累計額を引き続きその他の包括利益累計額として認識しております。予定取引の発生が もはや見込まれなくなった場合等は、その他の包括利益に認識していた利得又は損失の累計 額を直ちに純損益に振り替えております。
12.リース
リース取引は、資産の所有に伴うリスクと経済価値を実質的にすべて借手に移転する場合 には、ファイナンス・リース取引 に分類し、それ以外の場合には、オペレーティング・リー ス取引に分類しております。
契約がリースであるか否か、又は契約にリースが含まれているか否かについては、法的に はリースの形態をとらないものであっても 、IFRIC第4号「契約にリースが含まれているか 否かの判断」に従い、契約の実質に基づいて判断しております。
ファイナンス・リース取引によるリース 資産及びリース負債は、リース期間の起算日に算 定したリース物件の公正価値と最低支払リース料総額の現在価値のいずれか低い金額で連結 財政状態計算書に計上しております。各リース料の支払は、負債と金融費用に配分されま す。金融費用である利息要素は、各期において負債残高に対して一定の期間利子率となるよ うに、リース期間にわたり純損益として費用処理しております。リース資産は、その資産に 適用される会計方針に基づいて、定額法で減価償却を行っております。
オペレーティング・リース取引によるリース 料支払額は、リース期間にわたって定額法で 費用として認識しております。
13.従業員給付
(1)短期従業員給付
短期従業員給付は、割引計算をせず、関連するサービスが提供された時点で費用として 認識しております。賞与については、それらを支払う法的もしくは推定的な債務を有し、 信頼性のある見積りが可能な場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額 を負債として認識しております。
(2)長期従業員給付
当社グループは、従業員の退職後給付制度として、確定拠出制度と確定給付型制度を採 用しております。
確定給付年金制度に関連して認識される負債(資産)は、報告期間の末日現在の確定給 付債務の現在価値から制度資産の公正価値を控除した金額となっております。確定給付債 務は、独立した数理人が予測単位積増方式を用いて毎期算定しております。計算の結果、 当社グループに資産が生じる可能性がある場合、制度からの将来の現金の返還又は制度へ の将来掛金の減額の形で享受可能な経済的便益の現在価値を限度として資産を認識してお ります。経済的便益の現在価値の算定に際しては、該当する最低積立要件を考慮しており ます。確定給付債務の現在価値は、債務の支払見込期間に満期が近似しており、かつ給付 が支払われる通貨建の優良社債の利率を用いて、見積将来キャッシュ・フローを割り引く ことで算定しております。
確定給付負債(資産)の純額の再測定による増減は、発生した期間に、その他の包括利 益に計上した上で即時に利益剰余金に振り替えております。
確定拠出制度については、当社グループは公的又は私的管理の年金保険制度に対し拠出 金を支払っております。拠出金の支払いを行っている限り、当社グループに追加的な支払 債務は発生しません。なお、確定拠出制度の拠出債務は、従業員がサービスを提供した時 点で、費用として認識しております。
14.引当金
引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有してお り、当該債務を決済するために資源の流出が必要となる可能性が高く、その金額 について信 頼性のある見積りができる場合に認識しております。
引当金の貨幣の時間的価値が重要な場合には、見積将来キャッシュ・フローを 貨幣の時間 的価値及び当該負債に特有のリスクを反映した税引前割引率を用いて現在価値に割り引いて おります。時の経過に伴う割引額の振り戻しは金融費用として認識しております 。
15.株式資本
当社が発行した資本性金融商品は、発行価額を「資本金」及び「資本剰余金」に計上し、 直接発行コスト(税効果考慮後)は「資本剰余金」から控除しております。
自己株式を取得した場合は、直接取引コストを含む税効果考慮後の支払対価を、資本の控 除項目として認識しております。ストック・オプション行使に伴う自己株式の処分を含め、 自己株式を売却した場合は、処分差損益を「資本剰余金」として認識しております。普通株 式は資本に分類しております。
16.株式報酬制度
当社グループは、資本性金融商品(オプション)を対価として、取締役、執行役員及び従
当該制度の下で付与されるオプションの付与日における公正価値は、その権利確定期間に わたって費用認識し、同額を資本 の増加として記載しております。
17.収益認識
物品の所有に伴う重要なリスクと経済価値が顧客に移転し、物品に対する継続 的な管理上 の関与も実質的な支配もなく、その取引に関連する経済的便益が流入する可能性が高く、そ の取引に関連して発生した原価と収益の金額を信頼性をもって測定できる場合に、収益を認 識しております。
売上関連の税金、リベート等は収益より控除しており、これらを除いた経済的便益の流入 額を収益として計上しております 。
18.政府補助金
政府補助金は、補助金交付のための 条件を満たし、補助金を受領することに合理的な保証 がある場合に認識されます。政府補助金は、補助金で補償することが意図されている関連コ ストが費用として認識される期間 にわたって、規則的に純損益として認識されます。
資産の取得に対する補助金は、当該資産の帳簿価額を算定する際に直接減額しておりま す。補助金は、減価償却費の減少 として、当該償却資産の耐用年数にわたって純損益に認識 されます。
19.金融収益及び金融費用
金融収益は、受取利息、受取配当金等から構成されております。受取利息は、実効金利法 を用いて発生時に認識しております。受取配当金は、当社グループの受領権が確定し、当該 配当に関連した経済的便益が流入 する可能性が高く、金額が信頼性をもって測定 できる時に 認識しております。
金融費用は、支払利息等から構成されております。適格資産の取得、建設又は製造に直接 帰属しない借入コストは、実効金利法により発生時に認識しております。
20.法人所得税
法人所得税は当期税金及び繰延税金から構成されております。これらは、その 他の包括利 益で認識される項目あるいは資本 に直接認識される項目に関係する場合を除いて 、純損益で 認識しております。
(1)当期税金
当社グループは、当期の課税所得に基づき当期税金を認識しております。税額の算定に は報告期間の末日において制定され、又は実質的に制定されている税率を用いておりま す。未収法人所得税及び未払法人所得税は、税務当局から還付もしくは税務当局に対する 納付が予想される金額で測定しております。
(2)繰延税金
当社グループは、税務上と会計上の資産及び負債の金額に係る一時差異に対して、資産 負債法により繰延税金を認識しております。原則として、繰延税金負債はすべての将来加 算一時差異について認識し、繰延税金資産は、将来減算一時差異及び税務上の繰越欠損金 等が利用できる課税所得が生じる可能性が高い範囲内においてのみ認識しております。た だし、次の一時差異に係る繰延税金資産及び負債は認識していません。
・のれんの当初認識において生じる将来加算一時差異
・会計上の純損益にも課税所得(税務上の欠損金)にも影響を与えない取引(企業結合を 除く)における資産又は負債の当初認識から生じる一時差異
・子会社及び関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異のうち、解消時期をコントロ ールでき、かつ予測可能な期間内に解消しない可能性が高い一時差異
また、子会社及び関連会社への投資に関する将来減算一時差異に係る繰延税金資産は、 予測可能な将来の期間に当該一時差異が解消し、かつ、当該一時差異からの便益を利用で きる十分な課税所得が生じる可能性が高い範囲でのみ認識しております。
繰延税金資産及び負債は、報告期間の末日までに施行又は実質的に施行されており、関 連する繰延税金資産が実現する期又は繰延税金負債が決済される期において適用されると 予想される税率を使用しております。
当期税金資産と当期税金負債を相殺する法的に強制力のある権利が存在し、かつ、繰延 税金資産及び負債が、同じ納税企業体、又は、純額ベースでの決済を行うことを意図して いる同一又は異なる納税企業体に対して、同一の税務当局によって課されている法人所得 税に関連するものである場合には、繰延税金資産及び負債は相殺しております。
なお、各四半期における法人所得税は、見積年次実効税率に基づいて算定しておりま す。
21.支払配当金
配当金については、期末配当は株主 総会により承認された日、中間配当については取締役 会により承認された日の属する期間の負債として認識しております。
22.1株当たり利益
基本的1株当たり四半期利益は、普通株主に帰属する当期利益を、当期間中の発行済普 通株式の加重平均株式数で除して計算しております。希薄化後1株当たり四半期利益は、 希薄化効果を有する全ての潜在株式の影響を調整して計算しております。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2016年4月1日 至 2016年6月30日) 1 報告セグメントごとの売上収益及び損益の金額に関する情報
(単位:百万円) 報告セグメント
要約四半期連結損 益計算書計上額
エラストマー 合成樹脂 多角化 合計
外部顧客からの売上収益 40,528 11,251 37,459 89,238 89,238
営業利益合計 1,246 488 5,138 6,873 6,873
金融収益 254
金融費用 △695
税引前四半期利益 6,432
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年6月30日) 1 報告セグメントごとの売上収益及び損益の金額に関する情報
(単位:百万円) 報告セグメント
要約四半期連結損 益計算書計上額
エラストマー 合成樹脂 多角化 合計
外部顧客からの売上収益 47,853 12,409 40,866 101,128 101,128
営業利益合計 5,765 1,418 5,523 12,706 12,706
金融収益 1,007
金融費用 △225
税引前四半期利益 13,488
(IFRSへの移行に関する開示)
本要約四半期連結財務諸表は、当社グループがIFRSに準拠して作成する最初の要約四半期連 結財務諸表であります。
10ページに記載されている(重要な会計方針)は、当第1四半期連結累計期間(2017年4月 1日から2017年6月30日)及び前第1四半期連結累計期間(2016年4月1日から2016年6月30 日)の要約四半期連結財務諸表、前連結会計年度(2016年4月1日から2017年3月31日)の連 結財務諸表及びIFRS移行日(2016年4月1日)の連結財政状態計算書を作成する上で適用され ております。
1.IFRS第1号の免除規定
当社グループが日本基準からIFRSへ移行するにあたり、採用した免除規定は以下のとおり であります。
(1)企業結合
IFRS第3号は遡及適用、又は、将来に向かって適用することができます。当社グループ は、移行日より前に行われた企業結合に対してIFRS第3号を遡及適用しないことを選択し ております。この結果、移行日より前に発生した企業結合は、修正再表示しておりませ ん。
(2)在外営業活動体の換算差額
IFRS第1号では、在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在でゼロとみなすこ と、又は子会社等の設立又は取得時まで遡及して当該換算差額を再計算することを選択す ることができます。当社グループは在外営業活動体の換算差額の累計額を移行日現在ゼロ とみなすことを選択しております。
(3)以前に指定された金融商品の認識
IFRS第1号では、IFRS移行日時点で存在する事実及び状況に基づき、IFRS第9号「金融 商品」に従って金融資産の指定を行うことができます。当社グループは、資本性金融商品 について、その他の包括利益を通じて公正価値で測定される資本性金融商品として指定し ております。
(4)株式に基づく報酬
IFRS第1号では、2002年11月7日以後に付与され、IFRS移行日より前に権利確定した株 式報酬に対して、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下「IFRS第2号」という。)を適 用することを奨励しておりますが、要求はされておりません。当社グループは移行日より も前に権利確定した株式報酬に対しては、IFRS第2号を適用しないことを選択しておりま す。